


はい!というわけで先日、空木ソロちゃんと二人でドッキドキ日野旅行に行って参りました。
初の日野、初のオフ会ということで夢のような一日でした…(うっとり)
少しの写真と記憶を頼りに振り返ってみたいと思います。この素晴らしい日を忘れないためにも!(自分のため)
最初に言っておきますが、結構長いです。それではどうぞ!
○日野まで
とりあえず朝起きることに成功し満足していたら何だか雲行きが怪しい…。鞄が重くなるのは嫌だけど一応折りたたみ傘持っていくかぁ、という自分の判断グッジョブ。のちのち救われます。
久しぶりのお化粧(笑) だってさ、相手も同い年の女の子でさ、可愛くメイクしてあって甘いコロンとか漂わせてるかもしれないのに、私すっぴん(日焼け止めオンリー)は流石にやばいよねと思ったわけですよ。しかし就活の癖で気付いたらブラウンのシャドー塗ってた。あれ、お出かけはグリーンとかピンクだったのに。おそろしい就活。(でもそのおかげでソロちゃんにはおめめぱっちりに見えたらしい。うわーい!)
どんな服を着て行こうか前夜散々悩んだくせに、結局夜決めたのと違う服を着てきました。上は赤白ボーダーのTシャツに、ベージュのようなグレーのようなあみあみカーディガン。下はジーンズに紫スニーカー。ほんっとに普段通りの格好。(これが一番似合ってる気がしたんだ…)
私の家からは電車に揺られて約二時間。電車の中ではまだ見ぬソロちゃんを想像して緊張してました。
ソロちゃんとはネットでは長いお付き合いなんですが、こうして会うのは初めてで。どんなアメリカンガールが来るかと思ってびくびくしてたよ…。例えば、会話の途中で英語がまじって、「えっ、何?何?」みたいになったらどうしようとか、原色バリバリな服で眩しかったらどうしようとか(偏見) 考えれば考えるほど胃が痛くなったんですが、ただの杞憂でした!
○初めまして
到着してとりあえず第一声。めっちゃ雨降っとるがな!
さっそく折りたたみ傘が役に立ちました。
待ち合わせは日野駅前のマック。ソロちゃんから「着いたよー」というメールを貰った私は、マックの場所が分からずウロウロ。原因はマックと反対側の改札から出てしまったことでした。駅に沿ってぐるっと一周回ってやっとマック発見。横断歩道を信号待ちしながら、マック前に目を凝らすと立ってる女の子が見える…。どきどき。
近づいてみると、あんな想像(上記)をして心から申し訳ないと土下座したいぐらい可愛い子がいました。明るくて、笑顔がすてきで、ほんわかした雰囲気。ぎゃー隠れたいと思いながらも、早くしゃべりたいという好奇心が勝って(笑)私から「こんにちはー」と声を掛けました。
んで。マックで飲み物を頼んで、本日の計画を立てることに。普段私は行き当たりばったりなので、今回ももちろん安易に「まあ行く先々で次の場所教えてもらえばいいや」とか思って大雑把な地図の載った本しか持っていきませんでした。ソロちゃんはちゃんと調べてきてて偉いよ…(そして印刷した資料を忘れてきちゃうというお茶目ぶりも披露してくれました笑)
まずは観光案内所もある日野宿本陣へ行くことに決め、ザーザー雨が降る中出発!
○日野宿本陣

いやあ、佐藤彦五郎(土方のお姉さんの旦那)さんちでかいなぁ!
ここでは市村てっちゃんが写真を渡した部屋だとか、匿われていた部屋だとかを見ることができました。もう百年以上前のことでも、確かにこの部屋にてっちゃんがいたんだなぁと思うと嬉しい反面、切ない感じがしました。てっちゃんが匿われていた部屋は、そんなに広くなくて奥のほうにひっそりとありました。
土方の資料館で説明を聞いたときも思いましたが、明治になって生き残った隊士や身内の人々はすごく辛い生活だったんだろうなと実感が沸きました。
説明のおじいさんもたくさん話してくれました。(しゃべりすぎててうしろがつまってた笑)日野は地元の人たちで日野を盛り上げていこうという心意気が感じられてとても気持ちがよかったです。ほっといても人がくるような観光地っていう雰囲気ではなくて、資料館には説明をしてくれる方が丁寧に相手をしてくれます。ただ流れるように展示してあるものを見るよりずっと楽しくて温かい。好きです、日野。
←門をくぐったところ。これが玄関だったそう。
ここには土方さんグッズがたくさんありました。クリアファイルとか湯のみとかストラップとかメモ帳とかうどんとか。観光案内所のおっちゃんに「親孝行でうどんでも買ってきな」って言われたよ(笑)いやー、土方さんも死んでから自分の名前がうどんに付けられるとは思わなかっただろうな…。本人見たら驚きながらも満足げな顔すると思う。(モテ男め…)
クリアファイルはいつもの写真の土方さん!てっちゃんに持たせちゃったばっかりにこんなことになっちゃったよ!(笑)てっちゃん無事届けてくれてありがとう!笑いをありがとう!
だいたい観光名所のどこにでもある、記念帳。「来ました」とか「楽しかったです」とか書き込むノートですよ。ここにも例に漏れずあったので、開いてみると………うわあ。
ピースメーカーと銀魂の絵、絵、絵。ここまでくるとすごい。約6割ぐらいはそういった書き込みだった。多分。ジャスタウェイとかいっぱいいたよ…。
私はオンラインではいくらでも平気なんですが、隠れヲタ女なため現実世界でそういうノリのものを見るとちょっとげんなりするというか、私がやったことじゃないのに謝りたくなるっていうか。みんな自重しようぜ!
でも中にはステキなイラストもいっぱいありました。写真の土方さんを真似したやつとか。ゴリラみたいな近藤さんとか。デフォルメされたかわいい土方さんもいました。
←1番気に入った土方さん。これ描いた人と友達になりたい。
(※著作権を侵害するつもりはありません。問題があった場合速やかに削除致します)
新選組コスプレを勧められるも「プライドが許さないので」と断り、次の場所へ。(別にね、その場で着て写真とるぐらいならいいんだけどね、その格好で町を歩くのはちょっとキツい…)
○井上源三郎資料館

ででん!わっかりやすい!
一回手前で左折しちゃってまた甲州街道に行き着きながらも無事到着です。

入り口はこんな感じ。かっこよく描かれた源さんがお出迎えしてくれます。後から聞いた話ですが、今日は永倉さんの子孫の方がいらしてたそうで。多分私たちが行った時にすれ違いで帰っていった方々がそうだと思います。なんとニアミス!
説明してくれたおじいちゃん(超ノリノリ。テンション高い)によると、「見ればすぐ分かるほど顔がそっくり。ひげつけたら写真の通り」らしい。ちょっと前まではお話を聞かせてくれていたそうで…。惜しかった!
この日野旅行で一番楽しかったのはここでした。メモとりまくったのでパンフが黒い!
とにかく説明してくれたおじいちゃんがすごかったよ!私とソロちゃんがやたら説明に食いついて「へぇ〜!」とか「うわ〜すごい!」とか言うもんだから、おじいちゃんも気を良くして「普段はこんなこと言わないんだけどよォ」と色んなことを詳しく教えてくれました。(他のお客さんも説明聞いてたはずなのに、いつの間にか三人で世界を作ってた気が。迷惑w)
「今日はご婦人が多くて上がっちゃってる」と言ってたおじいちゃん。かわいい。それがまたちょっと訛ってて、きっと土方さんもこんな感じだったんだろうなぁ!と一人ときめいてました。
・囲炉裏
土方さんとか源さんとか沖田が囲んだらしい囲炉裏があります。ノリノリのおじいちゃんに寄れば、沖田はこの囲炉裏で鮎を焼いて食べたそうな。そしてどうやらよだれを垂らしたと言われてるらしく、「この辺撫でていきなさい」と教えてくれました(笑)私たちは「きゃ〜!沖田のよだれだって〜!」と盛り上がりながら撫でる撫でる。
「写真撮ってもいいですか…!」とおじいちゃんに聞くと、「いいよいいよ、撮っときな」というので遠慮なく撮影。よくよく見たら、写真撮影禁止という注意書きがありました…。おじいちゃん…!(笑)まあ一応許可を貰って撮影したので、載せます。
沖田のよだれはピンクで囲んだあたりです。これから行く人は撫でてみては?
←ほんとかどうかは怪しいけど、信じたほうが楽しい。
他にも、天然理心流は剣術・柔術・杖術の三術からなる総合武術であるとか(わざわざ巻物出して見せてくれた!)、土方の字がうまいのは6歳から書道家について習ったからだとか、源さんは140年経って日野に里帰りしただとか、たくさんのお話を聞かせてもらいました。やっぱりガイドさんには積極的に絡んだほうがお勉強になる!
ちょうどこの日から近藤や沖田(署名が総二!)の書簡の展示もあったりして、入場料の500円が安いぐらいでした。
ちなみにおみやげコーナーには、大河ドラマの台本(サイン付)や、大河の俳優さんの写真やサインでいっぱいでした!
○万願寺駅
土方歳三資料館へ行くため、モノレールに乗り万願寺駅へ移動。
←モノレールを降りてすぐ目に飛び込んでくる!
↓こんなのもありました。三人で行ってたら絶対顔入れて写真撮ってた!一人でやって、ソロちゃんに撮ってもらう勇気はなかった(笑)
←いつかやりたい…(こういうの好き)
○土方歳三資料館
なぜか万願寺駅を出たところでゲリラ豪雨に遭う。ザバザバ降り付ける雨。今度はしっかり看板と矢印があったので迷わず到着。

歳さんち、おじゃましまーす!
家自体の場所を移動しているようで、本当の生家があったところではないというようなことが左手に見える看板に書いてあります。
現代に現れた歳さんが「ここ本当に俺んちか?全然違えぞ」と困惑してるといいとか妄想してました。(終始こんなんばっかだった気がする。笑)
←入っていくと、歳さんの像がお出迎え★
ここでは、石田散薬を作る道具だとか、有名は石田散薬を売る時に担いでた箱とか、豊玉発句集とか、鎖帷子とか、書簡とかほんっとに色んなものを見ることができます。榎本武揚とか大鳥圭介の書もありました。
そしてやっぱり食いつくところはここしかないでしょう、豊玉発句集!どんな小説でも漫画でもいじられる、歳さんのウィークポイント。(源さんの資料館のおじいちゃんも言ってた。笑)本物を拝むことができて光栄です。
「知れば迷い 知らねば迷わぬ 恋の道」には丸がついてて笑っちゃったよ。え、なに、お気に入りだったの?(にやにや)
ソロちゃんと一緒に、歳さんが発句集をこんなに堂々と展示されてるのを見てる姿を妄想しました。萌え死ぬと思いましたほんとに。あーもー愛おしい、愛おしすぎるよ歳…!
土方陽子さんの解説を聞きましたが、その中で、官軍に土方関連の物が没収されないように土に埋めたり持って逃げたり、内容を改ざんしたという話がありました。そうしてまで守ってくれたからこそ、今でもこうして私たちが見れる。ありがとう、と思いました。
あ、歳さんが使ってた理心流の木刀が重たかった…。重たすぎて、早く振れないし手首痛めそうでした。
←歳さん手植えの矢竹。
歳さんの武士になりたいという思いがつまっているんだろうなぁ。稽古でぶつかったという柱もそうだけど、今まで残ってるって本当にすごい。
○まとめ
このあと、サ○ゼリアでご飯とデザート食べながらソロちゃんとは語りつくしました。色んなことしゃべってくれるからほんとに退屈しませんでした!ソロちゃんすてきな子でした…!愛!
ヒロインの話しとか、書いてる夢の話しとか、テニスの話しとか、リアルに暗くなるまで語りまくり。
そして今日の記念に!ってことで立川駅のゲーセンでプリクラを撮りました。超盛り上がりました。高校生に負けてないぐらい(笑)
最高傑作を載せときます。あとべたまのインサイト(笑)背景色もばっちり氷帝で決めてみました。
ちなみにインサイトの上は立海ww ええ、ヲタクと笑うなら笑えばいいさ!(笑)

ソロちゃん、楽しい旅行をありがとう!
そして長々とここまで読んでくださった方、ありがとうございました!